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帰化申請の事前相談について

帰化申請サポート 


 
帰化申請の最初の一歩は、法務局での事前相談です。

この事前相談で、法務局国籍課の担当官を通じて、ご自身が帰化の要件を満たしているかどうかの確認をすることができ、申請のために収集すべき書類や作成すべき書類などの確認をすることができます。

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こちらの記事では、この帰化申請のための事前相談について詳しくみていきたいと思います。

 

事前相談とは?

事前相談は、帰化申請の手続きの一番最初のステップです。

事前相談を受けることで帰化申請に必要な書類を把握することができます。

事前相談では、個々の状況に応じて必要書類のリストが提供されますが、これは申請者の職業や家族構成、在留資格によって書類の内容も変わります。

ネット等で情報収集をされ、その情報をもとに必要書類を集め始めるという方もおられるかと思いますが、個々に状況が異なるため、具体的な必要書類は事前相談で提供されたリストで確認するのが一番確実です。

 

事前相談は本人が基本的に受ける必要があります

法務局での事前相談は、(行政書士などの専門家に依頼する場合を除き)基本的に申請者本人が行う必要があります(未成年者を除く)。

これは、申請者自身が最も自分の状況を理解しているためです。

また、帰化の意思や動機の確認、日本語能力のチェックもこの面談で行われます。(動機については、別途「動機書」を作成する必要があります。また、日本語能力についても、別途日本語能力試験をなされる場合があります。)

事前相談では、担当者が帰化の審査を行う形になります。

面談で話した内容は記録され、後日の審査に利用されるため、準備して臨むことが重要です。

 

事前相談の流れ

事前相談は以下の流れで進みます。

  1. 予約を行う
  2. 予約日に法務局へ出向く
  3. 担当官と面談をする
  4. 質疑応答
  5. 必要書類一覧表(及びその他関係書類)を受け取る

 

事前相談の予約

まず、ご自身の居住地を管轄し、かつ、帰化申請に対応している法務局の国籍課に電話をして予約を取ります。

(管轄する法務局についてはコチラをご覧ください。)

 
法務局によっては、予約が混み合っているところがありますので、予約可能な日が数週間から1ヶ月程度先になることもあります。

また、予約を受け付けている曜日等が決められている法務局もありますので、連絡を取ったその日に予約することができるとは限りません。
 

面談の内容

面談では、申請者の住所や在留資格、滞在年数、収入状況、家族構成、交通違反歴など様々な質問がされます。

この聞き取りをもとに、担当官が帰化申請の要件を満たしているかを確認します。

担当官の質問に対して必要な情報を簡潔に答えることが求められ、過度な説明は避けるべきです。

 

日本語能力について

帰化申請では、(法定されているわけではありませんが)一定程度の日本語の能力が要求されます。

ですから、面談時に担当官との日本語でのやり取りが難しい場合、日本語能力が基準以下と判断され、申請準備を進めることを拒否されることもあります。

 

必要書類一覧表の受領

事前相談で要件を満たしていると判断された場合、帰化申請書類の一覧表や手引き、作成することが必要な書類のフォーマットが渡されます。

これらの書類を元に、申請者は必要な書類を揃え、次の段階である本申請に進みます。(実際には、2回3回と面談をし、不備などの指摘箇所の修正を繰り返し本申請へとたどり着きます。)

 

事前相談に持っていくもの

初回面談時の必要書類が決められているわけではありませんが、パスポート、在留カード、運転免許証、保険証、給与明細、住民票などを持参することで口頭で説明することの負担が軽減できるかもしれません。

 

事前相談での服装

服装について特に指定はありません。

担当官に不快感を与えないような服装であれば問題ないと思います。

 

まとめ

事前相談は、帰化申請の最初の重要なステップです。
過度に構える必要はありませんが、適度な緊張感をもって臨んでいただければと思います。

行政書士などの専門家に依頼すれば、事前相談からすべての手続きを対応いたします。
専門家へのアウトソーシングもご検討いただければと思います。
 

みなとまち行政書士事務所の帰化申請サポートサービス

みなとまち行政書士事務所は、コンサルティングから書類作成はもちろん、依頼者に代わって法務局に出頭し書類の確認を受けるなど、最終の申請書の届出までサポートさせていただきます。

サービス内容
  1. 帰化申請に関するコンサルタント
  2. 法務局へ提出する書類の収集
  3. 法務局へ提出する書類の作成
  4. 申請時に法務局へ同行
  5. 結果受領に至るまでのサポート
費用

>>費用についてはこちらをご覧ください。

 

サポートの流れ

  • 1.お問い合わせ

    電話(06-4305-7395)や、お問合せフォーム(こちら)からお問い合わせください。
    些細なことでもお気軽にお尋ねください。

  • 2.面接 / 見積

    ご依頼を検討いただける場合、更に細かくお話をお聞きさせていただくべく面談をさせていただきます。
    また、費用やサポート内容についてもご説明させていただきます。

  • 3.ご依頼の確定

    サポート内容や費用等の条件にご納得いただければ、ご依頼を確定することを申し付けください。
    着手金をお支払いいただきまして、正式なご依頼とさせていただきます。

  • 4.書類の収集・作成

    当事務所が取得できる書類は代行して手配いたします。
    お客様で準備、作成していただく必要がある書類はご協力をしていただきます。

  • 5.法務局での確認

    申請までに2〜3回程度、法務局で書類の確認を受けます。
    行政書士が代わって出頭いたします。

  • 6.法務局で申請

    お客様に法務局まで出頭していただき、申請の受付を行います。
    (申請には申請者本人が出向く必要があります。)
    また、申請のタイミングで残りの費用をお支払いいただきます。

  • 7.面接の連絡

    申請から2~3ヵ月後に、法務局から面接日時調整の連絡があります。

  • 8.面接

    予約した日時に法務局に出頭していただき、面接を受けていただきます。

  • 9.審査

    審査には通常9カ月から1年半程度かかります。
    この間に事情の変化(転勤や住所の変更など)があれば法務局に連絡してください。

  • 10.法務局から連絡

    法務局担当官から連絡があり、許可・不許可の結果が通知されます。

この記事を書いた人

大阪の行政書士 可児和武の画像
みなとまち行政書士事務所の可児(かに)と申します。

ここ2、3日腰痛に悩まされております。
座っている状態から立ち上がる時が一番辛いです。
ですので、この記事は立ったまま書いております。